マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

訪問マッサージ師がパルスオキシメーターを自前で持っていた方がいい4つの理由

おはようございます。めりーです。あん摩マッサージ指圧師です。

今は訪問マッサージをしていますが、血圧計とか体温計は会社から支給されているものの、パルスオキシメーターは支給されたりされなかったりするようです。

私の会社は支給がないので自分で買いました。

これが結構、施術に使えます。

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パルスオキシメーターとはなんぞや。患者さんが苦しいかどうかが分かります!

皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2と脈拍 数を測定するための装置です。赤い光の出る装置を指にはさむことで測定します。

https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/disease_qa/qa_30.pdf

パルスオキシメーターはspO2(エスピーオーツー)モニタとーとかSAT(サット)モニターと言ったりします。

厳密に言うとspO2と SATは違うらしいのですが、どちらも動脈血酸素濃度という認識でOKです。

動脈血酸素濃度は、いつも大体100%で、これが減ると苦しい感じがし、もっと減ると酸欠状態となるので危険になり、酸素吸入などの処置がなされます。

様々な原因でspO2は減りますが、マッサージ臨床では高齢者が多いために肺の気質的疾患(肺自体がダメになっている)で見られることが多いです。

例えばCOPDや肺がんなどで起きます。

また高齢者では特に換気機能が低下していることが良くあります。

 

マッサージ師のパルスオキシメーターの使い方

循環器や呼吸器、そのほかのリハビリでPTさんがよく使っているパルスオキシメーターですが、私が臨床マッサージを行なっている上ではマッサージ師も持っていた方が何かと便利だと感じました。

 

①患者さんの情報が不十分だから使った方がいい

マッサージ師が得られる既往歴などの情報は、決して全てではありません。これはマッサージ師だけでなく、連携医療全般として言えることですが、細かい情報は分からないことが多いです。

医師がいる施設では診察や検査を行ってもらえますが、マッサージ師はそれができないので観察と慎重な施術が必要だと私は考えています。

マッサージ師ができる検査は徒手検査がメインになりますが、血圧、体温、spO2は道具さえあれば大まかに測定できます。

患者さんの情報を更新するために、使った方がいいと私は考えています。

 

②患者さんの息苦しさが客観的に分かる

換気機能に問題がある人は、簡単な筋トレでも息苦しさを感じることがあります。

特に呼吸器疾患、循環器疾患の人には注意が必要です。

しかし患者さんの多くは高齢者であるため、「苦しいですか?」と質問しても、正確に答えられないことがあります。

よく「患者さんが言っていることは信用するな」と言いますが、まさしくそれです。こちらが思っている以上に換気機能が悪い場合もあり得ます。

換気が悪いとspO2が下がるため、パルスオキシメーターで状態の把握ができます。

リハビリを宣伝しているマッサージ会社は多いので、リスク管理として運動時にはパルスオキシメーターをつけるのが無難だと思います。

 

③心拍数がリアルタイムで分かる

パルスオキシメーターは心拍数も表示してくれます。

spO2と同じように、客観的に「どのくらいドキドキしているか」を知ることができます。

リハビリではよく筋トレをしますが、本来筋トレはかなり強い負荷をかけないと意味がありません。しかしマッサージ臨床では相手が高齢者ですから、筋肉を成長させるだけの負荷は本人が辛いだけであまり意味がありません。

心拍数を維持した安全なリハビリのために、パルスオキシメーターが利用できます。

 

④ちゃんとやってくれているという安心感を与えられる

個人的にはこれが最も重要だと思うのですが、こういった専門的な道具を使っている施術者は信頼を得やすくなります。

患者さんや、患者家族、また他の医療職、ケア職の人はマッサージの内容については理解できません。何をどういう目的で行っているか?というのは、同業者にしか理解しあえないのです。

数値的に書類に書けるものは説得力がありますし、検査をしているという見た目で安心感を与えることができます。

「しっかりやっています」という印象づけのためにもパルスオキシメーターは頻繁に使った方が良いと思います。

 

 

おすすめパルスオキシメーター

大体どれも同じ性能なので、買うならなんでも良いと思うのですが、個人的にはあんまり安くても高くても信用できません。

私が持っているこのパルスオキシメーターは、ボタンを押すとモニターが反転するので、施術時に自分が移動しても見やすいです。

また心拍のグラフ表示もあるので不整脈の可能性発見の役に立つかもしれません。

(パルスオキシメーターはあくまで簡易的な測定器なのでアバウトな結果しか分かりません。おかしいな?と思ったら自分でバイタルチェックをしたり、他職種に助けを求める必要があります)

 

家庭用測定器なのでそれほど高くもありません。

臨床マッサージ師は一つ持っておくことをおすすめします。

 

モミモミ。