マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

医療マッサージ師が気をつけるべきことの優先事項。治療よりも大切なことがある

こんにちは。めりーです。あん摩マッサージ指圧師です。保険診療で揉んでいます。

医療マッサージ師の患者は病気を持っていたり、レベルが低かったりします。特に医療では、仕事において重要なポイントが、そうでないマッサージに比べて違ってくると感じています。

今日は医療現場でマッサージ師が重視すべきことを優先順に解説します。

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医療マッサージ師とは?

マッサージには医療現場とそうでない現場があります。

医療現場とは医療保険を使ったマッサージを行う現場で、病院や接骨院、訪問診療、開業治療院などが挙げられます。

病院ではドクターの指示があるので何にも考えなくても良いし、接骨院では柔道整復師の院長指示があるのでこれまた考える必要がありません。

問題はなのは、一人で行動し、時に一人で判断を迫られることのある訪問診療や開業マッサージ師となります。

 

一方で医療でないマッサージとは、リラクゼーションなど医療保険を使わないマッサージです。大きく捉えるとエステサロンも同意義になります。こちらの方は特に国家資格が必要ありませんが、バイトでやっている人もたまにいるようです。

医療でないマッサージは健常者がお客となるので仕事の優先事項は極めて単純、売上重視!となります。

 

医療マッサージ師が気をつけるべき優先事項

医療マッサージだって言ってみれば一番大事なのは売上なのですが、国家資格を持っている以上、最も恐るるは事故や急変です。

滅多にありませんがたまにあるので、巻き込まれないためにも自分を守らないといけません。

それから医療保険を使っているのなら、絶対権力者医師の同意書は意識しないといけません。

医療マッサージ師が気をつけるべきことを重要度順に説明します。

 

①倫理的に正しいこと

日本は真面目ちゃんが多いのでこれが一番大事です。倫理的、道徳的に正しいことをしなければいけません。

嘘をつかない。約束を守る。失敗したら謝る。正直に話す。誠実に行動する。

マッサージ会社の営業さんがたまにうそぶいて「リハビリやったらよくなりますよ!使ってください!」みたいな言い方をすることがあるのですが、マッサージ師がそんなこと言ったらいろんな人に軽蔑されます。

言い方は難しいのですが、できないことはできないと説明しなくてはいけない時があります。

人として正しい行動が、この仕事で最も大切なことです。

 

②自分が安全であること

マッサージは中止基準がゆるいので、やばそうなら自分で「ダメ、絶対」とストップをかけなければいけないことがあります。

例えば「午前中、手術したんですけど、マッサージくらいいですよね」みたいなトンデモ発言をする患者さんがたまにいます。

いくら加減をしてマッサージをしたとしても、万が一何か起きては、責任を問われるのはマッサージ師です。

事故った!とか、ミスで不正請求の疑いをかけられた!だと保険治療ができなくなったり、最悪免停になります。こっわ。

できない時はやらない。無理なことはしない。

保身の重要度はかなり高いです。

 

③患者が嫌がらないこと

これが意外と難しいみたいなんですが、たまに嫌がる患者に我慢させて無理やり運動療法やる人がいます。

どう考えてもADL完全介助で起立できません、座位すら介助ですみたいな人の申し送りで「立たせました」と書いてあって目ん玉飛び出しそうになったことがあります。

いくら家族がADLあげてくれと言ってきても、患者さんに負担がかかる、患者さんが不穏になる、不安になるようなことはしてはいけません。

治療意識の高い人が陥りやすいですが、マッサージ師は接客業ですから、治療効果以上に患者さんに無理がないことを行うのが大切です。

 

④治療効果があること

ここで挙げている中で最も優先度が低いのが、治療効果です。

マッサージは治療行為ですが、訪問マッサージの患者さんは病院での治療を終えた慢性期や終末期の患者さんです。

高齢者がほとんどであるため、どんなにマッサージをしてもADLがアップすることは非常に考えにくい、というか無理な話です。

また痛みや痺れも基本的には治らないはずです。

ところが一生懸命訪問していると結構「治ったー!」とかって言われることがあります。それは患者さんの気のせいです。

もちろん「治した」という経験はマッサージ師にとって大切なことですが、経験は経験。科学は科学。保険治療は保険治療。考え方を分けなければいけません。

医療マッサージ師というビジネスにおいて、治療効果はあまり重要ではありません。

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最後の項目で

経験は経験、科学は科学、保険治療は保険治療。と書きましたが・・・

これは本当に分けて考えなければいけません。マッサージ師の治療効果はミラクルが多いです。それを書類に書くと「こいつ頭おかしいな」と思われるので社会人として絶対やってはいけません。

医療マッサージ師は治療家以前に社会人です。日本の常識に従って行動すべきです。

 

つまり

遅刻は絶対ダメよ!ってことで今日は終わりっす。

モミモミ。