マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

鍼灸学校が研修旅行をやってくれない時に一人で中国の鍼灸を見に行く方法

こんばんは。めりーです。あん摩マッサージ指圧師です。実は私は鍼灸師の免許も持っています。

在学中は鍼灸の方を熱心に勉強していました。

鍼灸の専門学校は中国の研修旅行を企画してくれることがあるのですが、やってない学校があったり、やってない年度があったりします。

私の場合は学校の主催の研修旅行に参加できなかったので、ひとりで行って来ました。

今日は中国留学のやり方をお教えします。

写真は中国で撮ったものです。

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ひとりで中国の病院にアクセスする。窓口は帰国子女

こちらは鍼灸師の勉強をしている人は大半が専門学生ですが、中国では大学です。

まずは紹介してくれる人を探さないといけません。

専門学校には中国から帰って来た人、あるいは中国から来た人がたまにいます。

中国ですでに医学部を出ており、外貨の関係で日本で起業するために日本の専門学校に通っているわけです。

このような国際的な人は中国のコミュニティを持っているので、頼んでみると紹介してくれることがあります。

私は後輩が帰国子女だったので、頼んで大学関係者を紹介してもらいました。

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言語はどうする?ひとりで行くと通訳がいない

専門学校主催の中国研修旅行は、通訳がいます。みんな日本語しか話せなくても、ツアーになっているので安全に見学することができます。

しかしひとりで行くとなると、通訳がいません。

留学受け入れスタッフに頼むと用意してくれることもあるかもしれませんが、個人だとかなり用意しにくいし、もしできたとしても旅費が高額になります。

私は全く中国語が話せません。

そこで受け入れ大学の医学生を紹介してもらいました。

 

英語がちょっとでも話せるのならそれでやってみる

私は日本語の他にかろうじて英語が話せたので、日替わりで何人かの学生がガイドをしてくれました。

向こうの学生は医学部生なので高学歴であり言語能力も高い人たちです。だいたい2、3ヶ国語を話せる人が多く、海外留学生も多数います。

私の英語は日本の高校生レベルで、一度も英会話スクールに行ったことがないのですが、まあなんとかなりました。

日本人は流暢な英語を話して初めて「英語が話せる」と言いますが、各国の自称英語が話せる人というのは決して流暢ではありません。

一応話せるのならそれで「英語が話せる」と言えます。

私は所持している単語も決して多くはなかったのですが、向こうの医学生も同じくらいしか話していなかったのでこんなもんなんだと思いました笑

ただ英会話はどこかで練習しておかないと、耳が慣れずに会話が成立しません。

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鍼灸マッサージ師を英語で説明するときの注意点

中国で英語を話す時にちょっとした注意点があります。

鍼灸のことは英語で「Acupuncture(アキパンクチャー)」と言います。

日本では鍼灸師は専門学校を卒業しているのが普通なので、自分のことを

「Acupuncture Therapist(アキパンクチャーセラピスト)」と表現したのですが、これが通じませんでした。

Therapistとは療法士という意味です。

英語で鍼灸師と調べるとAcupuncturist(アキパンクチャリスト)と出るのですが、中国では鍼灸師とはドクターなのでAcupuncture Doctor(アキパンクチャードクター)でないと通じません。

欧米圏でもそうなのかは不明ですが、ドクターと言った方が言語的には親切です。

 

同じ考えでマッサージ師についても英語ではMassage Doctorと言った方が分かりやすいです。

(このブログのドメインはそこから来ていますmassagedr=Massage Doctor。最初のWhereはシャレと皮肉です笑)

 

日本語もそうであるように、専門用語と会話用の日常言語は違います。

専門家の中では鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師をセラピストと表現した方が正確ですが、日常会話ではドクターと表現した方が、相手が想像しやすいため親切です。

セラピストと言われてもピンとこないみたいですね。

 

日本の専門学校というのは世界的に見てかなり特殊な教育形態ですので説明がかなり難しくなります。単語も思いつかないのでCollege(カレッジ)と言っていました。

英語圏の人に言わすとUnivercityよりCollegeの方が専門学校に近いとか近くないとか?それも国によるのかも。

とにかく日本のシステムは特殊なので説明に不便です。

 

ちなみに日本の灸は日本で進化しているので大学の人たちは全くやっていませんでした。(元々は中国なのに)

鍼灸師と名前があるように鍼も灸もやっているイメージがあったのですが、それは日本だけのようです。中国の病院にはスイナ診療室とか吸い玉診療室とか色々あったのですが、お灸診療室だけはついぞ見かけませんでした。

日本人ですと言うと、大学の教授からも「日本は灸をよくやるんだろ!?」とワクテカされながら聞かれました。

ミーハーだった。

日本の常識は日本だけのもののようです。

 

ひとりで中国に行って良かったこと

専門学校の先生に、研修旅行について聞いてみると、結構見ているものが違っていました。

ひとりなので受け入れスタッフから何を見たいか?を聞かれます。

私は当時、大学病院の循環器内科で働いていたので、「自分は循内なので、心臓病棟がみたいです」と言ったら、案内してもらえました。

また個人だと小回りが利くので、ついでに観光案内してもらったり買い物に連れて言ってもらえました。

ただしガイドは医学部生でめちゃんこ箱入り娘とかおぼっちゃまみたいな若者。お前しっかりしろよと突っ込みたくなることもありました(ガイドがいるのにタクシー代ぼったくられた)。

ガイドは日によって空いている学生がきてくれたのですが、中には親日家の人もいて、一緒にご飯を食べて研究の話で盛り上がったりもしました。とても楽しかったです。

ひとりで行く最大のメリットは、小回りの良さかもしれません。

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ひとりで中国に行って大変だったこと

ホテルも鉄道も全て手配してもらえたのですが、食事の面倒までは見てくれませんでした(当たり前)。

金額を安くしてもらったので大学の近くの素泊まりホテルに泊まり、食事は自分でなんとかしました。

一回は朝ごはんをレストランで食べようと思って挑戦したのですが、中国人はマジで中国語しか話さないのですごく大変でした。英語通じない・・・。

 

実習でその場にいた学生に「ご飯がひとりで食べられないから連れて行ってくれ」とガイドを現地調達することもありました。

ついでにマーケットも案内してくれたので、そこでカップラーメンとかナイフのいらないフルーツを買って食事をなんとかしました。

中国まで行ってカップラーメン食べている私・・・。

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まあこの辺は翻訳アプリとかをうまく使えば良かったのだと反省しております。

 

海外でひとりぼっちなので露骨ないじめもありました。

イラン人の留学生が来ていましたが、結構な嫌味を言われたので論破してやったらお土産くれました。

他にも同性からは若干いじめられたと思います。

でも男性は本当に優しかったです(笑)

 

あと単純にひとりなのでめちゃ不安でした。

空港について誰も迎えに来なかったらどうしようとか、どこかで拉致られたらどうしようとか、外国の一人旅が初めてだった私はとても怖かったです。

でも北京はかなり治安がいいらしくて、余計な心配だと教えてもらいました。

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本物になるには本物を見たほうがいいと思う

色々見させてもらいましたが、やっぱり国内だけを見るよりは、海外のものも見た方が勉強になりました。

結果的に私は鍼灸師をやめてしまったのですが、自分にとって何が大事か、自分が最もやりたいことは何かを、よく考えさせられました。

楽しいことだけではなかったのですが、一生の思い出になりました。

あの経験があったから、私は今、比較的良いマッサージ師になっているのではないかと思います。

 

モミモミ。