マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

マッサージ師は一回は病院で働いておいた方がいい。あん摩マッサージ指圧師が病院で働くメリットとデメリット

おはようございます。めりーです。あん摩マッサージ指圧師です。

私は病院で2年修行?のために働きました。

あん摩マッサージ指圧師を取ったら、先に病院で働いていおくとものすごく良いことがたくさんあります。今日はマッサージ師が病院で働いておいた方がいい理由です。

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あん摩マッサージ指圧師が病院で出来る仕事

マッサージ師はマッサージの専門職です。病院では整形外科クリニックで求人されていることがよくあります。

普通の外来診療を行っている整形外科クリニックの他に、末期医療を取り扱っている入院病棟や老人ホームのある医療法人でも募集がありました。しかしこちらの方は求人自体が珍しく、やや門の狭い現場です。

 

免許取得前に大規模病院で看護助手をやっておくのもおすすめ

私は学生時代、大学病院で看護助手のアルバイトをしていました。これが非常に良い経験になったと思います。

大規模病院では院内教育がしっかりしているので介助や移乗の訓練を受けることがあります。看護助手は薬剤の運搬もあるので、危機管理教育もありました。

私がやっていた仕事は、薬剤(医療用麻薬、向精神薬含む)や輸血、検体(血液など)患者の運搬です。

かなり危ないものを運んでいるので緊張感がありました。

患者の運搬は車椅子だけでなくストレッチャー(運搬用ベッド)もあり、移乗は勉強になりました。

病院によっては排泄の介助もやることがあるそうです。私の病院では看護助手が排泄の介助をやることは禁止(?)されていましたが、どうしてもという時に看護師さんに言われて手伝うことがありました。

 

私が働いた病院

私は以下の場所で合計2年間勤務していました。

①資格取得前、大学病院 循環器内科病棟、CCU(集中治療室)看護助手

②資格取得後、末期専門病院 リハ室、病棟、老人ホーム

あん摩マッサージ指圧師は普通、整形外科で働くことが多いですが、私の場合は超急性期から超末期まで全般的に医療職として勤務することができました。

 

マッサージ師が病院で働くメリット

病院の院内教育はしっかりしていて信頼できます。学校で足りていない知識を得られる、就活で強い経歴です。

あん摩マッサージ指圧師が病院で働いておくとこのようなメリットがあります。

 

①勉強になる

マッサージ師の教育は不十分であると感じています。学校で習うことは開業治療院を持つ場合の内容になっていますが、全体的に古かったです。とても医療現場で使える内容ではありませんでした。

その分の足りていない知識を、病院で働くことで補うことができました。周りに医師や看護師がいるのも良かったです。相談に乗ってもらったこともあります。

 

②現実が分かる

学校で習ったことは古い情報なので現実の臨床が想定されていません。また教師も現実を知らないようでした(PTの先生は結構知っていた)。

医療現場にはいろんな問題があります。それは一人で解決できることではありません。病院で働くと、それを肌で感じることができました。

 

③周りと差がつく

医療の現実を見ておくと、それを知らないマッサージ師に差をつけることができます。少ない経験でも知識量を増やし、自分のスキルにすることができました。

 

④介助訓練を受けられる

私は資格取得前の看護助手時代に、病院で介助訓練を受けました。

これが一番のメリットだったと思います。マッサージ師は介助訓練を受けていません。マッサージ会社によっては介助訓練を行っているようですが、病院の訓練は安全性が徹底されています。

後で他の現場に出た時に、周りと自分が全然違うことに驚きました。

このためだけに看護助手をやっておくのもおすすめです。

 

⑤就活で強い

マッサージ師は病院の現場が少ないので、「病院で働いていました」と言うだけで面接で合格することがあります。

 

マッサージ師が病院で働くデメリット

良いことがたくさんありましたが、どんな物事も良い面と悪い面があります。私の場合は難しい病院で働いたために悩むこともありました。

 

①精神やられる

資格取得前ですが、看護助手として病院で勤務していたときのこと。

看護助手という仕事だったので、国家資格の勉強内容と自分が今やっていることが全然ちがうので悲しい思いをしました。看護助手は言ってみればただのパシリなので、心の中のいろんなものが粉砕されました。

 

資格取得後の末期病院では、末期患者ばっかりなので毎日のように逝去があり、これが非常にきつかったです。辛かったのは逝去だけでなく、医療や介護の現実問題を直視したのも苦しい経験でした。

半年で退職しましたが、退職当時は抑うつ症状が出ていました。

若干トラウマになって今でも思い出すと泣いてしまいます(会社面接で泣いたことがある)。

私の場合は難しい病院にいたので、精神力が必要だと感じました。

 

②孤独になりやすい

これも私のケースです。私は資格取得前に看護助手として循環器内科の病棟で働き、資格取得後は末期専門の病院のリハ室で勤務しました。

整形外科で働いているマッサージ師はいますが、内科的な医療現場で働いているマッサージ師は少ないです。

整形外科だとドクター指示があり何も考えないで仕事ができますが、内科を見ていると自分にできることは何だろうと真剣に悩むことがあります。

そのため考え方が特殊になってしまい、孤独になりました。

確かにレベル的な差はついたかもしれませんが、他のマッサージ師と会話が成立しにくくなり、孤独を感じるようになりました。

今はだいぶ治ってきましたが、それでも孤独感は消えていないと思います。

 

③給料安い

これは整形外科でも言えることです。

病院でマッサージ師の価値は低いらしく、給料が安いです。相場は初任給月給23万円くらいです。昇給もあまり期待できません。

修行としてやるには良いですが、いつまでも続けられる金額ではないと私は思います。

看護助手は無資格者がやる仕事なのでもっと安くて月給は書けません・・・。誰がやるか!みたいな金額です。ちなみに私はバイトだったので時給1000円でした(これでも高め)。

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マッサージ師が病院で働くのは整形外科が一番良いかもしれない

マッサージ師は病院で働いておくと転職活動などでかなりスムーズです。病院から来た人だ!と一目置かれる存在になります。

そのぶん周りからの期待値が高くなりますが、病院の教育レベル自体が高いので、あまりハードルを感じないで済むと思います。

よく求人があるのは整形外科です。整形外科を1年目にやっておくと後でかなり楽かもしれません。

 

私は内科ばかり見ていたので考えが特殊になってしまいました。でも他にそういう人があまりいないので、きっと何かの役に立っていくと思います。

でも自分の手に負えない物事を見続けると、苦しくなります。まあ当たり前ですね。

急性期病院から末期病院まで、色々やってみて一番きついのが孤独でした。人間は他人に分かってもらいたい生物なんですね。

私は学生時代から臨床2年目まで、かなり精神的に引きこもっていました(今はだいぶ楽になってきた)。

早めにそういう経験をして良かったのだと思いますが、余計な苦労はしない方がいいです。

そういう意味でもやっぱり整形外科が一番安心です。

 

 

でも特殊な経験は、オリジナリティになるかなーと・・・今後に活かして行きたいです。

モミモミ。