マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

あん摩マッサージ指圧師が行う訪問マッサージとリハビリの目的と効果について

こんにちは。めりーです。マッサージ師です。あん摩マッサージ指圧師です。名前長い。

あん摩マッサージ指圧師が臨床で多く働いている訪問マッサージでは、マッサージの他にリハビリも行っているところが多いです。

訪問マッサージにおいて、あん摩マッサージ指圧師が可能なマッサージとリハビリの目的と効果についてまとめます。

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訪問マッサージとは

訪問マッサージとは、医療保険を使ってマッサージ治療を受ける医療行為です。訪問マッサージを受けられる人は、自分で病院に行けない何らかの理由がある、主治医がマッサージの同意書を書いているなどの条件があります。

訪問マッサージは医療保険を用いますので、あん摩マッサージ指圧師と言う国家資格を持つ者しか行うことができません。

訪問マッサージの患者のほとんどが高齢者です。

 

マッサージの効果について

訪問マッサージでは患者さんの体調に合わせたマッサージを行います。

マッサージと言っても治療の一つなので肩もみやツボ押しとは全く違うと私は思います。

目的に応じてやり方を変えるので、技術力と経験が必要です。

マッサージの主な効果です。

 

①血行促進

マッサージは血液の流れを良くします。

寝たきりの患者さんでは自分で体を動かすことができないので、手足や指などで血流が届かず冷たくなっていることがあります。血行が悪くなるとコリ感や重だるさなどの不快な症状が現れたり、足ではむくみが出ることもあります。

骨折や捻挫などの外傷治療では、損傷部位の近くをマッサージすることで血行を促進し、治癒を早めます。

 

②褥瘡(じょくそう)の予防

寝たきりの患者さんのお尻や肩の下あたりに、傷ができることがあります。寝ている体勢が長く続くとベッドと接している特に血行の悪い場所で、皮膚が壊死(えし、細胞がダメになってしまうこと)することがあります。

そのため病院や介護施設では、寝たきりの患者さんの体勢を一定時間ごとに変えています。

マッサージは血流を良くするので、このような寝たきりのための二次障害を防ぐことに役立ちます。

 

③関節拘縮予防

高齢者や寝たきりの人では、関節の動きが悪くなることがあります。これを関節拘縮と言います。

関節拘縮は進行することがあり、程度が悪化すると関節が動かなくなってしまいます。

日常生活や介護に影響が出るため、予防が大切です。

マッサージでは関節を動かす治療を行い、関節拘縮を予防します。

 

④痛みの緩和

マッサージは皮膚に触れるので痛みを和らげる効果があります。

皮膚には神経のセンサーが張りめぐらされ、感覚を感じると脳に伝わる仕組みになっています。痛みのメカニズムには諸説ありますが、そのメカニズムを利用して痛みを和らげる効果があります。

マッサージの鎮痛作用は薬と関与しないので、内服薬に関わらず行うことができます。

 

⑤精神への作用

マッサージは自律神経に作用し、リラックスする神経の活動を活発にします。そのためマッサージを受けると眠くなることがあります。

不安などの精神症状や認知障害の患者さんの気持ちを穏やかにする効果があります。

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あん摩マッサージ指圧師が行えるリハビリとは

訪問マッサージではリハビリも行うことができます。よくご家族にリハビリをしてほしいと言う希望が見られます。

しかし注意したいのは、高齢者はゆっくりと体の状態が変化しています。一度寝たきりになった人が、また歩けるようになることはとても難しいことです。

あん摩マッサージ指圧師は、患者さんに無理がなく、現実的なリハビリを行います。

あん摩マッサージ指圧師が臨床で行うことのできるリハビリです。

 

①筋力トレーニング

もともと家の中で歩行ができる人については、筋力トレーニングを行うことで歩行が安定することがあります。

筋力を付けるためには栄養状態や普段の生活行動がとても大切です。患者さんに生活状況を伺いながら行います。

 

②機能訓練

高齢者のリハビリは、今の状態を維持することが最も大切です。

今歩行できる人であれば安全に歩行できるように練習する、今起立できる人であれば支えながら起立を行うことが重要です。

マッサージ患者の高齢者は常に転倒のリスクがあります。一人で運動を行うと危険です。マッサージ師が安全に行えるように指導することがあります。