マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

「マッサージ師は技術力勝負だ!」みたいな根性論をいまだに言っている人はやばい。時代は変わっている。マッサージ師に本当に必要なこととは

どうも。めりーです。あん摩マッサージ指圧師です。

臨床保険治療行っています。

マッサージ師に大事なものは技術力だ!と言われることがありますが、臨床に出ていると正直「そうかな?」と思うようなことがたくさんあります。

マッサージ師に大切なのは、幅広い視野で患者さんを診ることなのではないかと思います。

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マッサージ師資格者が支配しているのは訪問マッサージ業界

マッサージ師、特に訪問マッサージしはあん摩マッサージ指圧師単独の業務です。

接骨院とかリラクゼーションとかではあん摩マッサージ指圧師でない人もマッサージを行っています。そのためあん摩マッサージ指圧師の価値が下がります。

しかし訪問マッサージはあん摩マッサージ指圧師しか行うことができません。単純に考えると、全ての仕事の中で最もあん摩マッサージ指圧師の価値が高く、給料を得やすい仕事と言えます。

ビジネス的に考えると、マッサージ師資格者は訪問マッサージをやるべきだと思います。

 

訪問マッサージは分単位行動。腕時計は必須アイテムだと思う

訪問マッサージ業務はタイムスケジュールが重要です。分単位で行動していくので時計を見ながら仕事をしています。

患者さんや施設の時計はズレていることが多く、自分の時計を見て行動しなければいけません。遅刻は厳禁です。

ナースウォッチをつけている人もいますが、出したりしまったりする手間があり使いにくいです。マッサージ師は施術中にも確認できる腕時計が最も使いやすいと思います。

 

治療系の仕事の中には腕時計は腕の神経を圧迫するから禁止と言っている人もいるようですが、それ以上に業務において大切なのは時間なので、腕時計は絶対に必要だと私は思います。

 

訪問マッサージの患者層に技術は通用しない

訪問マッサージはレベルが低く通院ができない患者の元に施術者が訪問します。

そのため筋萎縮が進んでおり寝たきりや進行した認知症の人が多数います。どんなにマッサージがうまくても、認知症の不穏はどうにもなりません。

どんなにマッサージ技術があったとしても、患者のレベルは回復しないのです。肩こりや腰痛でマッサージ治療を行うのとはわけが違います。

訪問マッサージでは、マッサージの技術は通用しません。

 

指名は虚像

マッサージ師は文化的に指名を云々と言うことがあります。自分は指名を得ているから優れている、というような言い方をする人がいます。

しかし訪問マッサージでは患者が多数いる上に、スケジュールの全体構成があるのでよほどタイミングが良くなければ指名を受けることができません。

もちろん患者の希望があればできる限りの対応はしますが、ほかにも患者はたくさんいるのです。一人の患者のわがままを全ての患者に理解させるという訳にはいきません。

指名がうんちゃらという話はリラクゼーションのマッサージでしか通用しない話です。

医療保険の訪問マッサージでは指名とは虚像です。

 

訪問マッサージにおいて重要なこととは?技術ではなく知識が重要!

訪問マッサージではどれだけ技術があっても意味がありません。なぜなら患者のレベルが低いからです。ちょっと揉んで治るような患者はどこにもいません。

だからこそ、技術ではなく必要なものがあります。

 

老年医療や認知症に関する知識

訪問マッサージの患者は高齢者が多数を占め、さらにその多数を認知症患者が占めます。

認知症は世の中で言われているほど本人にとって簡単な病気ではありません。病気かすらどうかも怪しいものです。

認知症の人は忘れていく、わからなくなって行く葛藤を日々味わって、一人で苦しんでいます。そのため医療・介護スタッフを見ながら不穏状態に陥ることがあります。

マッサージ施術でも不穏は中止のリスクとなる問題行動です。マッサージ師が円滑に業務を行うためには、認知症の人たちがどんな気持ちでいるのか、どう接すれば寄り添えるのかを理解する必要があります。

また高齢者は特有の状態を持っているので、これも理解する必要があります。

 

介助スキル

訪問マッサージでは患者の体位を変える機会が非常に多くあります。しかしマッサージ師はマッサージしか習っていないので体位変換などの介助スキルは別途で習得する必要があります。

時間に追われているので、介助、移乗をスムーズに行えるというのは、マッサージ業務において非常に大切な知識です。

また安全な介助のためには実践経験も必要です。マッサージ以外に求められることがあります。

 

コミュニケーションスキル

マッサージは接客業です。挨拶や笑顔など、接客業で必要なコミュニケーションスキルはマッサージにも必要です。日本の技術屋というと、寡黙で無口のようなイメージがありますが、マッサージ師がそれではクレームが来ます。

また必要に応じて医療・介護スタッフと会話することもあります。この時にマッサージの目的や有用性を分かりやすく話せなければいけません。専門用語を知っていても、人に説明できなければ意味がありません。

言語的なコミュニケーションもとても大切です。

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あん摩マッサージ指圧師は考えを時代に合わせなければいけない

近年、マッサージのニーズは変化しています。

リラクゼーションができたのであん摩マッサージ指圧師は訪問マッサージを行うようになりました。

現場や患者が変わっているにも関わらず、認識や考えが変更されていないマッサージ師がいるようです。個人で開業して仕事をしているならまだしも、会社勤めなら周りに後輩がたくさんいますから、迷惑です。

近年学校を出た人たちは、認識が違うのです。

古いマッサージ師はリラクゼーション感覚で仕事を行っています。個人的には、そういう方はリラクゼーションへ行って欲しいと思います。業務でコミュニケーションが取りにくいです。

 

狭い視野ではなく、周りを見渡し、自分を順応させて行く。

そうでないと社会では生き残りにくいと私は思います。

 

 

モミモミ。