マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

マッサージ師の心が挫けやすい3つのシチュエーションとその対処法

こんにちは。めりーです。あん摩マッサージ指圧師です。

マッサージ師はホワイト企業が多く、お給料も仕事も安定した良い仕事ですが、医療現場に従事していると心が挫けそうになる時があります。

どんな仕事も良いこと・悪いことはありますね。

しかし揉まれるよりも揉むのが好きなマッサージ師ならば、いかなるピンチも乗り越えられる。

今日は臨床でよく見る心が挫けそうになるピンチのシチュエーションと、その対処法をお教えします。

 

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ピンチはチャンスだ!あん摩マッサージ指圧師はタフガイ・ガールが多い

マッサージ師は基本的に心が優しくて柔軟な人が現場で活躍しています。そうでないと折れて淘汰されていってしまうようです。

現場マッサージ師は本当に物腰穏やかで人の悪口を言わないような人たちが多いので、他業種から来た私はびっくりしました。なんと完成された人たちなのだろう、と。

それは業務上に必要なスキルであるという理由もあったりするのかな、と今となっては思っています。

 

私はどちらかというと心がそれほど優しくもなく、なおかつ柔軟でもなかったので、1年目の現場でポッキリと折れたことがあります。

もうそれはポッキリとかそういう次元ではなくて、より近い表現をすれば発破でしょうか。爆破。木っ端微塵。粉砕。戦隊シリーズのヒーローの後ろで発破されてるあの部分に私がいたと思っていただければと思います。

そんな経験もあってだんだん優しく、柔軟になってきました。

前よりはレベルアップしていると思うのですが、それでも辛いときはあります。

 

マッサージ師の心が挫けやすい3つの場面と対処法

医療現場に来て間もない人は、医療マッサージ師の優しさや柔軟さを身につけていないので、どこかで挫けそうになることがあるかもしれません。

私がマッサージ師をやって来た中で挫けたのはこの3場面だったように思います。自分なりの乗り越え方もまとめます。

 

①レベルダウン

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マッサージ師は患者さんとの付き合いが長くなるので、患者さんに体調変化が起きて行くのを長い目で見ることがあります。

病気が進行していったり、年齢的にできないことが増えたり、新たな病気が発覚したり、転倒して骨折してしまったり・・・

患者さんの人生を診て行くことになるので、他人の人生に起きる色んなイヤなトラブルを耳にしたり目にしていきます。

特に高齢者の患者さんは加齢でADLのレベルダウンが進行していきます。その速さは人によりますが、数ヶ月で随分進んだな、と思うことがあります。

分かりやすいレベルダウンはある日突然発見することもあり、見つけてしまうと結構ショックです。

一言で言うと「ショボーン」と表現できます。

 

対処法

人間が生物である以上避けては通れないものですので、その日のうちに乗り越えます。

自分でどうにかできない上に、誰にもどうにもできないものを悩むのは時間の無駄です。

レベルダウンだ、と思ったら、では次のレベルにはどういう施術をすべきか、どういう風に接して行くかを考えます。

下がったことよりも、今の状況にどう対応して行くかに焦点を当てましょう。

 

②逝去

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マッサージ師は患者さんとの付き合いが長くなるので、避けては通れないのが「患者さんが亡くなった」という状況です。

目の前で逝去を見ることはありませんが、患者さんがかなり末期であり、施術中止連絡に「体調不良」と書いてあったら近い未来に逝去の可能性があると理解できます。

逝去になるまでにレベルダウンを見て来ているので、覚悟はできている状態ですが、それでも自分が直面すると大なり小なりショックです。

心境的には「がっくし」です。

 

対処法

こればかりは経験で場数をこなして行くという「慣れ」だと思います。

私は病院勤務の時、施術中止連絡後も病棟まで顔を見に行ったことがあります。逝去の可能性を知った上で、覚悟の上で毎日通いました。避けては通れないのなら、一度直面しておこうと思いました。その行動は自分のために良かったと思っています。

 嫌なものは目を背けるから嫌なのであって、正面から見ると理解できるので辛い気持ちが軽減されることがあります。

ダメージが強いと思ったら、一度逃げずに向かい合い、自分を強くして行くことが良い対処法だと思います。

 

③チェンジ

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ご逝去は患者さんが亡くなったために施術が中止されるという、やむを得ない状況です。患者さんはご健在なのにも関わらず施術が中止される、しかも他のマッサージ師が代わりの施術を行うというチェンジは、マッサージ師として最悪の状況です。これをやられると結構ショックです。

しかも患者さんは施術者の前で「あなたダメね」とは言いません。電話でコッソリ「あの人ダメなんですけど」と言うわけです。

悲しい。悲しすぎる。

何がダメだったのだ!?と振り返っても、患者さんとのコミュニケーションはうまく行っていたし、気持ちいいとかって言ってたし、また来てねとも言っていたのに!!なんでなんで・・・ああもう人間なんて信じられない・・・となることがあります。

悲しいです。

言葉に表すならば、このショックは

ガビーン」です。

 

対処法

チェンジ。悲しいですね。理不尽ですよね。

しかし世の中は理不尽なのです。患者さんと乙女心は秋の空です。自分がどんなに頑張ってもどうしようもないことだって世の中にはあります。例えばあなたは世の中の全ての恵まれない子供達を学校に行かせることはできますか?できません。できないのです。

だからチェンジと言われたら、それはもう

ドンマイ

で終わらせます。

その患者は自分の手に負えない患者だったのです。別の人がなんとかしてくれることに期待しましょう。

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挫けても、また戻って来ればいいのだから

人間、生きていれば悲しいこともある。心が挫けそうになってしまうことだってあります。

でも、悲しくったって、挫けたっていいのです。ちゃんと戻ってさえ来れば。

私はガビーンどころじゃない「チュドーン(発破音)」も経験しましたが、でもちゃんと戻って来ました。もう辞めようとしたんですけど、辞められなかったんですね。

までもスキあらば辞めたいですが、当分辞められません・・・

そんなわけで戻って来れさえすれば、仕事は続けられます。

もうだめだ、挫けちゃった、ってなったら、ちょっと休職して、また元気を取り戻してからマッサージすればいいのではないでしょうか。

 

マッサージ師は、良くも悪くも普通に仕事をしているだけで心が鍛えられていきます。だからマッサージ師になれたのならば、大丈夫。

 

挫けたって仲間がいますぞ!

安心して挫けて下さい^w^

 

モミモミ!