マッサージ師になってみたブログ

マッサージ師になってみました。医療保険で揉んでいます。

マッサージ治療について説明します。マッサージ師って何なの?と言う方へ。保険の使い方とマッサージの現状

こんにちは。めりー です。あん摩マッサージ指圧師です。

先日、コンビニで仕事中に休んでいたら、私の車を見た知らないおじさんに「おたくのマッサージっていくらかかるんですか?」と聞かれたので色々説明しました。

おじさんは作業服を着ていて多分電気関連の仕事のように見えたんですが、腰が痛くてマッサージ行きたいんだけどどうしたら良いか分からなかったそうです。

そう考えているのはあのおじさんだけではないはずなので、マッサージ受けたい時にどうしたら良いかを説明します。

 

 

マッサージを受けたいとき、最初に考慮すべきこと

マッサージは腰が痛いとか足が痛いとか、ちょっとした不具合の人ならだいたい受けて頂けます。

ただし、マッサージを受けるときにはいくつか考えなくてはいけないことがあります。

 

①どのくらい痛いか?

あのおじさんのように、例えば腰が痛いとしましょう。

腰痛にもいろんな原因があるので、転んで痛いとか、あまりに痛いとか、「なんかおしっこが出ないんだけど」みたいに腰痛以外の症状もある時などは、病院に行くべきです。

病院ではしかるべき検査をして薬やその後の治療を決定してくれますので、腰痛にしてはちょっとおかしいな?と言う場合はまず病院に行きましょう。

 

痛いというよりもなんか疲れているからマッサージ受けたいなあくらいであれば、病院に行く必要はそれほどないかと思います。

 

②どのくらい通いたいか?

マッサージを受けるときに考慮すべきなのは、どのくらいの頻度で行きたいか?ということです。

まずオススメしたいのは行きやすいお店がベスト。

どんなに優れたカリスマ先生がいても、海を越えなければいけないような場所にマッサージ屋さんがあったら通うことができません。

すごい先生はたくさんいますが、遠くの親族より近くの他人と言いますように、行きやすいところを重視して選ぶことをオススメします。

 

行きやすいところであれば、ちょっと一回行ってみて、マッサージ師が「次の予約はどうしますか?」とだいたい言ってきますから、相談して頻度を考えるのが良いでしょう。

 

③保険を使いたいか?

マッサージは最近だと1時間3000円くらいで受けることができます。

が、これでも高い!という人がたまにいます。

マッサージ治療が必要で、頻繁にかかりたいという場合は保険を使った方が良い場合もあります。

 

保険治療は病院と同じで窓口料金が3割〜1割、福祉保証関連者(生活保護など)の場合はゼロという決まりがあります。

一回の治療金額には決まりがあり、窓口料金600円くらいで20〜30分もんでもらうことができます(店による)。

保険を使う場合は決まりがあるので以下の項目で詳しくまとめます。

 

保険治療でマッサージを受ける場合ルール

マッサージの保険治療は手続きがありちょっと面倒になりますが、真面目に治療するならこちらの方が確実に効果があります。

保険治療マッサージのルールをまとめます。

 

①医師に同意書という書類を書いてもらう

日本の保険治療は医師が許可した者のみ出来るという決まりがあります。

マッサージ治療を行う場合は、一度かかりつけ医のところへ行き、診察を受けて、その際に「マッサージの保険治療をしたいのですが、同意書を書いてください」と言います。

するとだいたい3000円くらいで同意書という書類を書いてくれるので、これを持ってマッサージ屋に行きましょう。

このかかりつけ医が整形外科医である必要はありません。よく行く病院の医師にお願いしてみましょう。

 

ちなみにそのお医者さんの許可が降りない場合は、同意書が出されないので保険治療を受けることができません。お医者さんはいい人なので基本は書いてくれるはずです。

 

②保険治療は国家資格者のマッサージ師しかできない

保険治療は当然ですが国家資格のあるマッサージ師しか行うことができません。

上述した1時間3000円くらいのマッサージ屋に国家資格を持っている人はほぼいません。

国家資格のあるマッサージ師は「保険適用」と看板に書かれたマッサージ屋か、接骨院、整形外科などにいます。

 

③料金の支払いが複雑なことがある

保険を使うと0〜3割の料金の支払いになります。

ただし保険者(国民健康保険なら国、全国健康保険協会ならその組織など)や施術者によっては一度全額を窓口で支払い、窓口料金を差し引いた額が後で払い戻しされるというめんどくさい支払い方法であることがあります。

元々はこのめんどくさい支払い方法だったのですが、あまりにめんどくさいので間に立ってお金を立て替えてくれる人がいます。

接骨院だと基本的に誰かがお金を立て替えてくれるので、窓口料金のみの支払いとなります。

 

④治療時間は20〜30くらい。場合によってはもっと短い

1時間3000円のマッサージ屋との大きな違いは、時間にも差があります。

保険治療は合理的な治療でないといけないので、意味のないことはしません。

よって1時間ダラダラやることはなく、その症状に必要であろう部位を効果的にマッサージすることになります。

マッサージが好きな人は「延長して」と仰ることもありますが、その場合は保険の料金外となります。10分1000円くらいだと思いますが、これはお店によって違います。

 

マッサージ保険治療流れのまとめ

マッサージで保険治療をする場合の流れをまとめると、こうなります。

 

①国家資格者のいるマッサージ屋に行く

②病院に行き同意書をもらう

(②が先でもOKだけどできればマッサージ師と相談してほしい)

③治療を受ける

④窓口料金を支払う

⑤窓口全額負担だった場合、保険者からキャッシュバックがある

 

その後は③〜⑤の繰り返しになります。

ただし、同意書には3ヶ月の期限があるので、期限をすぎてもまだ痛い、治療したいという場合は再度同意書をもらいに行く必要があります。

 

マッサージで1時間3000円のお店が普及しているワケ

法的にはマッサージ治療を保険で行うことは可能なのですが、お気付きのようにめんどくさいのであまりやる人がいません。

それから、マッサージ自体は国家資格のない人でも誰でもできてしまうので、接骨院で他の国家資格者がやっているということが非常に多いです。

 

保険を使うなら法的にグレーだけど接骨院がいいのかも

保険でマッサージを受けたい場合は、マッサージをやっている接骨院で揉んでもらうのが一番簡単かもしれません。

(接骨院の治療は同意書が必要ないので怪我や病気を偽って保険請求する接骨院が乱立しました。そのため保険者が接骨院の利用を禁止している場合があります)

骨折、捻挫、脱臼などの外傷がないときに接骨院でマッサージを受けるのはちょっとグレーですが、利用者にとってはあまり関係ありません(罰せられることもない)。

 

だから安くマッサージを受け、なおかつ頻繁に通いたい、という場合は現状だと接骨院の利用がベストだと言えます。

 

手軽に利用できるのは1時間3000円のリラクゼーションだと思う

保険を使うなら接骨院が簡単ですが、怪我がないのに保険を使うのは法律でアウトです。これが発覚してタイーホされる接骨院関係者がよくいます(重複しますが利用者は罰せられません)。

そんな黒いことしたくない!という方は1時間3000円で揉んでくれるリラクゼーションサロンがどこにでもあって便利ではないかと思います。

ただし気をつけたいのは、1時間3000円ってマッサージ価格として非常に安いです。そのため国家資格者から言わせてもらうと非常に低品質だと思います。

1時間3000円に限らず、たとえ1時間1万円だろうと5万円だろうと、リラクゼーションサロンには基本的に国家資格者はいません。

ですからこういうところへ行く場合は、自己責任でお願いします。

私は患者さんには「怪我や病気がある人は行かないでください」と言っています。

 

国家資格者マッサージ師はどこにいる?

マッサージの保険治療はある一部分を除き、ほとんど普及していません。

国家資格のあるマッサージ師もほとんどのケースで自費診療をしています。理由を聞いたことはないのですが、まあ多分、保険請求がめんどくさすぎるからです。

今は医学が発達しているのでマッサージで本気で治療しようと思う人は少ないようで、マッサージの保険治療は主に寝たきりの重症患者さんに行われています。

 

私にマッサージについて質問してきた、あの知らないおじさんのように、会社勤めができる程度の人は、接骨院かリラクゼーションに行っていただくのが一番良いのかなあと思います。

 

マッサージ師は開業してなんぼなので、マッサージ治療院というものがもちろん各地にあるのですが、儲からないのか「保険適用!」という看板をあまり見ません。

あっても「鍼灸マッサージ院」とか必ず他の何かがセットになっています。

私の経験では鍼灸マッサージ院のマッサージ師は必ずと言っていいほど自費診療の鍼灸治療を勧めてきます。

 

冒頭のおじさんに「マッサージの保険治療ってどうやるの」と尋ねられたのですが、説明するのも面倒なのでリラクゼーションでいいと思いますよ〜と言っておきました。

 

マッサージの国家資格を「あん摩マッサージ指圧師」と言います。

リラクゼーションやら接骨院やらができる前までは(遥か昔です・・・)、あん摩マッサージ指圧師が専業でマッサージ業をやっていたみたいですが、今はいろんな人がマッサージをしているので仕事がかなりマニアックになっています。

私がこの国家資格を好きな理由がそこです(笑)

マッサージ師は世の中にいっぱいいるのですが、本物のあん摩マッサージ指圧師には普通の人はなかなか出会えないと思います。

かっこいいでしょw

私は本物のあん摩マッサージ指圧師ですが、当分開業する予定はありません。暗躍します(ウフフ)

本物のあん摩マッサージ指圧師に揉んでもらいたい!と言う人は、頑張って自力で探してくださいね。

 

終わり。

モミモミ。